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「ダラダラ過ごすこと」と「ムシャムシャ食べること」をこよなく愛す主婦の日記


by mayayan215
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入院日記(1)

またまた入院中のお話です。
前回は、胃痛で緊急入院したときの話を書きましたが(参照)、今回は、卵巣腫瘍で入院したとき(本当はこっちが本来の目的の入院)のことを書きます。

このところ、入退院を繰り返していて、何だかややこしくなっておりますが、こんなカンジで入退院していたのです。

6月下旬 救急搬送 卵巣腫瘍 経過観察 入院(3日間) →参照
7月中旬 卵巣腫瘍 入院&手術(9日間) →参照 
7月下旬 救急搬送 胃痛 経過観察 入院(5日間) →参照

今回は、真ん中の太字のところの入院中に起こった出来事を書きます。





病室では何もやることがないので、不定期ですが、日記を書いていました。
なにしろ、病人の書くことなので、直接的だったり、支離滅裂だったりしますが(それはいつものことか・・・)、よかったらどうぞ。


7月10日 入院初日

ダンナが見舞いに来ない。ムカつく。
はなの様子を電話で聞く。元気そうで安心する。

20時になり、予定されていた下剤を飲む。コップになみなみ一杯。泡立っていてシャレにならないカンジ。がんばって飲む。下剤なのに、この時点で戻しそうになる。キツイ。
その上、浣腸も突っ込まれる。これまたキツイ。(浣腸のツラさは)知ってたけどキツイ。上はムカムカ、下はゴロゴロの二重苦だ。術前処置って、どうして毎回こんなにツライのか・・・。
(※注釈※中学生のときも手術を受けており、そのときもキツイ浣腸をくらわされたのです)

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今は午前2時。まったく眠れない・・・。
消灯後(午後9時)すぐは眠れたのだけど、さっき目が覚めてしまい、かれこれ1時間くらいこうしてゴロゴロしている。
しかも、数時間前に飲んだ下剤(↑)が効き始めたらしく、時折腹が差し込む。ムカつく。

仕方がないので、眠るための努力をしてみた。
何でもいいから、「どうしようもないこと」を考えてみた。特に根拠はないが、効果があればしめたもんだ。
そして考える。
「イワシの腹には斑点があるが、あれはいくつあるのだ?」
意味も答えもねぇ・・・。むしろ気になって眠れない。逆効果だった。

次のチャレンジ。
新生児室から聞こえる夜泣きの聞き分け。
今聞こえる声を「新生児A」とする。一瞬止んで、またすぐ聞こえたこの泣き声は、「新生児A」のものか?それとも別人「新生児B」のものか?
考えたが、結局よく分からなかった。赤の他人のワタシが、新生児の主張に耳を傾けるのもどうかと思い、やめる。

結局、なぐさみに日記の続きを書く。意味はないけど、まぁいい。
それにしてもノドが乾く。ツライ。
(※注釈※手術前12時間は絶飲食なので、水も飲んではいけないのです)
何かの禁断症状か?と思うくらいだ。
水が飲めないことが、こんなにツライことだとは思わなんだ。
この経験は、ダンナが禁煙するときに役立ちそうだ
「一時は発狂しそうになるほどツライけど、ちゃんと乗り越えられるから大丈夫だよ」
禁煙時にダンナがキレそうになったら、こう言ってやろう。下手な励ましよりも実体験に基づくアドバイスが出来そうだ。しめしめ。



こんなカンジで入院日記は続きます。
待て次号!
by mayayan215 | 2006-07-27 10:31 | 闘病記