天罰ってこういうこと
2005年 11月 06日
お友達の記事を読んでいて思い出すことがあったので、TBします。
中学生のとき、人生でいちばん痛い注射を体験しました。
たぶん世の中でいちばん痛い注射のなかのひとつだと思う。
その名は「脊椎麻酔」。
エビのように背を丸め、湾曲して広がった背骨の、骨と骨の間にブスッと針を刺し、脊髄という太い神経のまわりに麻酔を注入する。
それが脊椎麻酔。
死ぬほど痛い注射。
ワタシがその麻酔を受けたのは、膝の関節につまってしまった筋みたいのを取り除く手術でのこと。
体育の時間、ちょっとサボリたいなーと思って「足が痛いです」と申告したところ、親と一緒にすぐに病院に行くように指示されました。ワタシのクラスでは仮病者が続出していたので、先生的には仮病対策として病院行きを強要したらしいのですが、これがまさかの大的中。
テキトウなキモチで外来を受診したワタシは、膝の関節の異常を発見され、その場で入院&手術になってしまったのです。
それが生まれて初めての手術だったので、直前まで、具体的にどういうことをするか分からなかったんですね。
「術前のお支度」って、ほんとうに恥ずかしいんですよ。
まず、手術のときって全裸なんスよ。
膝をちょっと切るだけでも、全裸。
そして手術を行う場所の周辺の「毛」をはすべて剃られてしまいます。
ワタシの場合は、下半身の「毛」。スネ毛はもちろん、他の毛も。。。
当時のワタシは中学生。まだ何も知らないオボコ娘。
そんなワタシが、ツルツル全裸で運ばれ、ツルツル全裸のまま一般の患者の人たちと同じエレベーターに乗せられ、手術室へ搬送されたのです。
もー、もぅー、どんなに恥ずかしかったかっ!
しかも、手術室で待ち受けていたのは、蝶野正洋似のセンセイと高田延彦似のセンセイ。
こんなマッスルコンビに対し、自分は明らかな丸腰。
もー、もぅー、どんなに怖かったかっ!
「はいぃー、腰を丸めて突き出してぇー」と、蝶野。
もう恥ずかしさもマヒし、言われるままに蝶野と高田に尻をあずける。
「この麻酔はちょっと痛いからぁー、痛くならないようにちっちゃい麻酔を打つからねぇー」
(え?何言ってんの??蝶野、意味不明だよ。。。)
と、思っていると、確かに、プスッと普通の注射が。
あれよあれよと、腰の皮膚にジワジワ麻酔が広がります。
つまり、大本命の脊椎麻酔が、「あまりにも痛い注射」で、受ける衝撃がデカイため、その衝撃をやわらげるために注射する場所の周囲をあらかじめマヒさせておく、という意味だったのです。
(そんなに「痛い注射」ってどんなんだぁー!!)
恐怖にオドオドしているワタシの視界に、チラリと不気味な影がよぎります。
・・・デカイ!デカすぎる!!!
「馬にするヤツですか?」と聞きたくなるような巨大なフォルム。
異様に長くてぶっとい針。でっかい針穴。(針穴が近眼の肉眼でもはっきり分かっちゃうんです)
これが大本命、「脊椎麻酔」の注射。
そのときのワタシは、恐怖が頂点に達し、真剣に命のキケンを感じていたのですが、体は台の上でケツを丸めているワケです。他人が見たらプッと笑ってしまうような姿勢で。
なすすべもなく、あわれワタシの脊椎はブスッと刺されてしまったのです。
その瞬間、
口から内臓が飛び出しそうになりました。
・・・そのくらい痛いんです。
その後、手術は順調に終わり、術後の経過も順調でサクサク退院し、サクサク治りました。
体育をサボリたかったばっかりに、この始末。
こういうのをきっと「天罰」っていうんだと思います。。。
中学生のとき、人生でいちばん痛い注射を体験しました。
たぶん世の中でいちばん痛い注射のなかのひとつだと思う。
その名は「脊椎麻酔」。
エビのように背を丸め、湾曲して広がった背骨の、骨と骨の間にブスッと針を刺し、脊髄という太い神経のまわりに麻酔を注入する。
それが脊椎麻酔。
死ぬほど痛い注射。
ワタシがその麻酔を受けたのは、膝の関節につまってしまった筋みたいのを取り除く手術でのこと。
体育の時間、ちょっとサボリたいなーと思って「足が痛いです」と申告したところ、親と一緒にすぐに病院に行くように指示されました。ワタシのクラスでは仮病者が続出していたので、先生的には仮病対策として病院行きを強要したらしいのですが、これがまさかの大的中。
テキトウなキモチで外来を受診したワタシは、膝の関節の異常を発見され、その場で入院&手術になってしまったのです。
それが生まれて初めての手術だったので、直前まで、具体的にどういうことをするか分からなかったんですね。
「術前のお支度」って、ほんとうに恥ずかしいんですよ。
まず、手術のときって全裸なんスよ。
膝をちょっと切るだけでも、全裸。
そして手術を行う場所の周辺の「毛」をはすべて剃られてしまいます。
ワタシの場合は、下半身の「毛」。スネ毛はもちろん、他の毛も。。。
当時のワタシは中学生。まだ何も知らないオボコ娘。
そんなワタシが、ツルツル全裸で運ばれ、ツルツル全裸のまま一般の患者の人たちと同じエレベーターに乗せられ、手術室へ搬送されたのです。
もー、もぅー、どんなに恥ずかしかったかっ!
しかも、手術室で待ち受けていたのは、蝶野正洋似のセンセイと高田延彦似のセンセイ。
こんなマッスルコンビに対し、自分は明らかな丸腰。
もー、もぅー、どんなに怖かったかっ!
「はいぃー、腰を丸めて突き出してぇー」と、蝶野。
もう恥ずかしさもマヒし、言われるままに蝶野と高田に尻をあずける。
「この麻酔はちょっと痛いからぁー、痛くならないようにちっちゃい麻酔を打つからねぇー」
(え?何言ってんの??蝶野、意味不明だよ。。。)
と、思っていると、確かに、プスッと普通の注射が。
あれよあれよと、腰の皮膚にジワジワ麻酔が広がります。
つまり、大本命の脊椎麻酔が、「あまりにも痛い注射」で、受ける衝撃がデカイため、その衝撃をやわらげるために注射する場所の周囲をあらかじめマヒさせておく、という意味だったのです。
(そんなに「痛い注射」ってどんなんだぁー!!)
恐怖にオドオドしているワタシの視界に、チラリと不気味な影がよぎります。
・・・デカイ!デカすぎる!!!
「馬にするヤツですか?」と聞きたくなるような巨大なフォルム。
異様に長くてぶっとい針。でっかい針穴。(針穴が近眼の肉眼でもはっきり分かっちゃうんです)
これが大本命、「脊椎麻酔」の注射。
そのときのワタシは、恐怖が頂点に達し、真剣に命のキケンを感じていたのですが、体は台の上でケツを丸めているワケです。他人が見たらプッと笑ってしまうような姿勢で。
なすすべもなく、あわれワタシの脊椎はブスッと刺されてしまったのです。
その瞬間、
口から内臓が飛び出しそうになりました。
・・・そのくらい痛いんです。
その後、手術は順調に終わり、術後の経過も順調でサクサク退院し、サクサク治りました。
体育をサボリたかったばっかりに、この始末。
こういうのをきっと「天罰」っていうんだと思います。。。
by mayayan215
| 2005-11-06 00:36
| 思い出