「ダラダラ過ごすこと」と「ムシャムシャ食べること」をこよなく愛す主婦の日記


by mayayan215
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カンピロバクター顛末記

さっきまで、ディスカバリーチャンネルで「大腸菌O157の恐怖」という番組を見ていました。
細菌やらウイルスやら、何が原因でどんなタイミングで感染するか分からないのも怖いところです。目的もよく分かんないですよね。人間殺して地球の覇者になりたいのか?

O157といえば、何年か前に話題になったことがありましたよね。
同じ年に、私も菌によって人生最大の危機にさらされていました。




2週間ほど1人でヨーロッパをブラブラしていたのですが、帰国した次の日、どうも具合が悪いことに気付きました。
最初は「旅の疲れかな?」と思っていたのですが、あれよあれよという間に病状が悪化し、体調の変化に気付いてから数時間後には、高熱で起き上がれなくなってしまいました。
秒刻みで悪くなっていく私を見て、親もさすがにヤバイと思ったらしく、病院に行きました。

結果、「ある種の食中毒」という曖昧な診たて。
医者が言うことには、このテの食中毒は、1週間もすれば自然と治る場合が多いが、菌の特定には1週間ほど検査が必要とのこと。

そんなん待てるかぁー!!

・・・と吠える元気もなく、ただ「あぁ・・・」とか「ふぅ・・・」としか答えられない状態。
医者には他に出来ることもないらしく、一般的な食中毒のためのおクスリをもらって帰りました。

その後が本当に大変。
上から下から何もかもが出まくり。何か飲んだり食べたりしてもすぐに戻してしまうので、おなかはカラッポのはずなのに、どこかから絞るようにして下からも出る。そんな状態が丸2日続いて、何も出なくなってるはずなのに、それでも何か出そうとするアクションが勝手に行われ、それがものすごい痛みを伴うのです。
その一連の動きが鎮静化すると、今度はひたすら昏睡
ずーっと高熱が続き、常に40度超えているので、夢かうつつか分からなくなってしまうんです。様子を見ていた母から後で聞いたところによると、何か幻覚を見ていたらしく、焦点の定まらない目を開けて支離滅裂なことを口走っていたそうです。そんな娘の姿見ちゃって、母も怖かっただろうなぁ。

そんなこんなで、結局1週間寝たきりでした。
ようやく床から起き上がれるようになった次の日には、新しい仕事の研修を受けるために大阪に行くことが決まっていたため、まさにケツカッチンだったのです。
なので、病院で受けた検査の結果は、大阪から電話で聞きました。

カンピロバクターが検出されました」

はい?なんスか??

(※詳しくは菌の名前をクリックしてください)

どうやら、ヨーロッパのどっかの国で食べた肉か何かが原因だったらしい。
「発展途上国に行ったワケでもないのに、ずいぶん衛生管理の悪いものを食べたんですね。」
って、知るか!そんなん。腹壊すって分かってりゃ食わなかったわ!そんなん!!

さらに、
「もし大阪でまた下すようなことがあったら、すぐに連絡してください。大阪の保健所に通報しなきゃいけないですから。」
って、まるで犯罪者。トホホ・・・。


後年、この話を人に話したところ、
「え~、そんなにヒドイ状態だったのに、なんで入院しなかったの~?」
と聞かれ、
「そういえば、意識混濁するくらいつらかったのに、どうして入院しなかったんだろ?」
と、自分でもギモンに思い、医療関係の人にたずねてみました。

「フツー、食中毒なんかで入院しないよ。」

って・・・、えぇ!?
じゃあどういうときに入院すればいいワケ!?

「症状がどうであれ、検査がこまめに必要な病気は、患者が近くにいたほうがラクだから入院させるけど、食中毒は手がかかるし、薬の投与だけすれば普通は1週間くらいで治っちゃうからね。別に入院する必要ないと見る場合が普通だよ。」 (子供やお年寄りなどは特別なので入院するようです)

マジかよー・・・。
痛くて苦しいときこそ、入院させてくれよー・・・。
フザけんなよ、現代医療。


というワケで、食中毒は、本人はとってもとっても苦しいのに、医療からは相手にされないという、非常に損な病気のようです。
みなさんもお気をつけくださいね。
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by mayayan215 | 2005-10-22 15:33 | 思い出